ワイヤレスマウス、キーボード経由で乗っ取りを受ける脆弱性「Mousejack」を対策したファームウェアへLogicoolのUnifyingをアップデートする
こんばんは。
ふがしです。
次の記事はOukitel K10000詳細レビューだといったな?アレは嘘だ!!!
ということで、最近何かと話題の「Mousejack」の対策ファームウェアへの更新方法を解説します。
「Mousejack」とはケーブルではなく無線通信を用いたマウスやキーボードを製造している複数のメーカーでマウスやキーボードを乗っ取り、コンピュータに攻撃を仕掛けることが可能な脆弱性の名前です。
まあこのページを読んだほうが早そうですけどね。
この脆弱性はパソコンに接続する小さなUSBレシーバー側に存在しています。
今回筆者が使っているLogicoolのワイヤレスマウス&キーボードにもMousejackが出来るようです。
既にLogicool(ロジクール)は対策されたファームウェアを公開しているため、どこかにアップデートのプログラムが落ちているはずですが、いまいち手順などが分からず困ったため、今回この記事を作成しました。
私はそんな大事な内容パソコンに入力しない!って方でも対策をしとけばセキュリティ的にも安心ですし何より無料なので損はないと思います。
注意:この記事はLogicoolのワイヤレスマウスorキーボードでトングルに下の図のようなオレンジのマークが有るUnifyingレシーバーを採用している人向けのアップデート指南です。(LogicoolではなくLogitechの可能性もあります)
(画像参照はこちら)
本ページの手順は英語版の正規ページを日本語で書き写したものですが、この手順を実行し起こったあらゆる損害に筆者は関与しません。よって、自己責任で手順を実行してください。よろしくお願いいたします。
ファームウェアアップデートの流れ
1)Unifying Softwareダウンロード&インストール
2)Unifying SoftwareでUnifyingレシーバーのファームウェアバージョンを確認
3)対応したファームウェアをダウンロードして開いておく。
4)Unifying Softwareからファームウェアアップデートをクリックする
です。
詳細な手順
1)
http://support.logicool.co.jp/ja_jp/software/unifying
のダウンロードをクリック(Macや他のOSの方はOS選択をすること)
ダウンロードした「Unifying Software」を開いてインストールをする。
2)「Logicool Unifying」ソフトが開きます。(下の画像)
開いたら左下の詳細をクリックします。
出てきたウィンドウを見て左側のUnifying受信機というところが選択されているか確認します。その後そのファームウェアバージョンの項目の先頭の数字3つを覚えます。(この画像では024です。)
Logicool Unifyingソフトウェアを閉じます。
※なお、先頭が024で後ろが27、または先頭が012で後ろが28の場合は既に対策されたバージョンのため、この手順は必要ありません。画像はすでにアップデート後です)
3)
Logitech Response to Unifying Receiver Research Fi... - Logitech Forums
上記のウェブサイトの真ん中辺りにあるダウンロードリンクから対応したものをダウンロードします。
ダウンロードしたファイルを開きます。(画面には何も表示されませんが必ず開きます。)
4)先ほどインストールした「Logicool Unifyingソフトウェア」を起動します。左下の詳細をクリックします。Unifying受信機のタブの中の「ファームウェアを更新する」がクリックできるようになるのでクリックします。
画面の指示に従い少し待ちます。(もしかしたらアップデートする確認を求められるかもしれません。)
もう一度バージョンを確認し、
024の人は、024~~~~~~~~~27
012の人は、012~~~~~~~~~28
であればアップデートは成功です。
完了したら、手順1、3でダウンロードしたファイルやソフトはすべて消しても構いません。
参考
記事は以上です。
更新日2016.3.1