ロボット掃除機に光コンセントを破壊されたお話と光回線のお話
こんばんは。
ふがしです。
なんと、本記事は2017年の初記事となっております。私生活が多忙を極め、かつブログ記事のやる気の無さにより、6ヶ月以上更新が止まっておりました。(実言うと下書きにはいくつか温めて置いた記事があるのですが…)
この度、私生活のゴタゴタが一息つき、久しぶりに記事を書こう考え本年はじめの記事を書きたいと思います。本年の目標としましては、ブログのWordpressの移行を考えております。(もう後6ヶ月しか無いけど…)
本年も当ブログ、そしてふがしをよろしくお願い致します。
それでは、本題に移りたいと思います。結論だけ読みたい人は一番下に進んでください。
別記事で紹介いたしますが、Xiaomiロボット掃除機を購入しました。
セットアップを終えて意気揚々と掃除を開始してテンションが上っていた所、光ファイバーケーブルを掃除機を巻き込んだ後に事件は発生しました。
俺「Xiaomiロボット掃除機すげえええええええ」
— ふが (@fu_gasi) 2017年5月24日
ロボット掃除機「(光回線ケーブル)ガリガリガリガリガリ…やべぇ、やっちまった。戻るわ」
ルーター「光回線の接続ダウンした。インターネットつながりません」
インターネットに接続できない。。。
初めは一時的なものかとルーターの再起動などをして様子を見ていましたが、どうやら光ファイバーケーブルを断線されたようでした。がこの時点では、どのケーブルが破損したかまでは判明しておりません。
そもそも、インターネットに繋がるためにいくつか機器やケーブルがあるがどの機器がどんな役割をしており、名前もよくわからない………。
状況を説明するため、そして自分が後で見返した時のレポートとして各機器の役割を極簡単にまとめておこうと思います。(間違っていたら指摘お願い致します!)
事前情報
住まい:アパート(集合住宅)
プロバイダー:OCN
そもそも集合住宅でインターネットに接続する方法は3パターンある。
上記のNTT東日本のサイトに図解で分かりやすくまとまっていますが、どうやら、
集合住宅のどこまでを光回線でつなぐか。ということのようです。
しかし、この一言で終わらせてしまうと意味が無いので、簡単に各方式の特徴をまとめたいと思います。
VDSL方式 (下り100M/上り100M)
①集合住宅の集合装置までは光回線を用い、各部屋には従来の電話回線を用いる。
②従来の設備を流用できるため、工事が少なくて済むか不要。
③接続がほぼ出来るため、難地域等困ったときはこの方法で接続することが出来る。
④部屋内には電話線やLANケーブルのみのため、ケーブルを雑に扱える。
⑤従来の電話線を用いるため、電波障害の影響を受けやすい。
⑥集合装置が大型でなおかつ電力が必要。(使う人は負担していませんがどうやらNTTまたはマンション管理側が負担しているようです)
⑦部屋内に機器の設置が必要。
扱いとしては、何らかの原因で光方式とLAN方式が出来ない場合の最終手段と言った印象です。何と言っても接続がほぼ出来るので困ったらこれを選べばとりあえず接続できますね。一方電波障害の影響や、電力が必要、装置が大きいなどデメリットも多い方法のようです。
LAN方式 (下り100M/上り100M)
①集合装置までは光回線を用い、各部屋にはLANケーブルを用いる。
②接続料金が安い。
③部屋内はLANケーブルのため雑に扱える。
④壁のLAN端子にPCをそのまま繋げば繋がるという簡単さ。
VDSLの欠点を克服した方式のような感じでしょうか。インターネット対応マンションと呼ばれる物件に多く採用されている方式のようです。田舎の大学周りの物件はだいたいコレですね。間にLANケーブルを挟むので、すべて光回線よりは速度が出ないようです。また、配線が簡単で特別な設定は不要という点はよくわからない利用者にとってはとてもうれしいのではないでしょうか。しかし、現在のUltraBookなどのPCはLAN端子自体が廃止されている製品も多く、無線LANルーター等を用意する必要があるかもしれませんね。
光方式 (下り200M/上り100M~1G)
①すべての配線に光回線を用いるため、高速。
②光回線のため、電波障害等の影響を受けにくく、安定している。
③部屋内も光回線があり、断線の恐れがあるためケーブルの扱いは慎重にする必要がある。
④配管不良により工事不能、追加工事が必要な場合がある。
⑤部屋に回線終端装置(ONU)や光コンセント(たばこや名刺ケース程度の小さな箱)の設置が必要になる。
すべての配線を光ファイバーにしているため、高速で安定したインターネットが楽しめます。最近はこの方式が主流のようです。
一方、工事が必要であり、なおかつ光ファイバーケーブルは折れやすく曲げない、折らない、重いものを置かないなど慎重に扱う必要があります。また、部屋に装置がいくつか必要です。
以上。光回線の接続方法のまとめでした。いかがでしたでしょうか。私個人の正直な感想としては、色々な方式があり、どれもメリット・デメリットが多くあり、その道のプロが最適な方法を選択肢ていたということです。一口に光回線、固定回線をひいたわ。といっても方式や環境により安定性や速度はまちまちになるようですね。
ここにさらに、ルーターの処理能力やルーターまでのLANケーブルに対する影響、そもそも使用しているPCやスマホの処理速度、仕様、規格などが加味されその部屋のインターネット速度が決定されると言った感じです。
では本題に戻ります。
上のまとめを踏まえて調べると筆者のアパートは部屋には「GE-ONU」という回線終端装置があり、光コンセントもあります。つまり、「光方式」でした。つまり、最もデリケートなケーブルが部屋内にあるのにロボット掃除機がそれを巻き込んだということです。この時点では、故障しているケーブルは光ファイバーケーブルという、まだインターネットで購入可能なちょっと珍しいケーブルでした。
購入可能なのはTwitterでフォロワーの方から教えてもらったのですが、どの配線が断線しているのか不明で、いちよ巻き込んだのは「光ファイバーケーブル」ですが、線を巻き込んで引っ張ったので光コンセント以前が悪い可能性も…と考えておりました。この時の筆者は「NTT呼ばないとなぁ」と考えて電話番号やお客様番号等を調べている一方、なんとかして自分で直せないかと色々調べておりました。
なお、最近の光ファイバーケーブルはある程度曲げても大丈夫なようです。
本来ならばここでNTTを呼んで終わりなのですが、更に悲劇が続きました。。。。
えー回線中折事件の続報です。ロボット掃除機ポチポチ設定してた中でスケジュール設定をしてたみたいで指定時間になりロボット掃除機が動き出し…ご覧の有様です。そのため、NTT訪問が確定しました。
— ふが (@fu_gasi) 2017年5月25日
現場からは以上です。 pic.twitter.com/hKJVLGEG6W
この白い箱が光コンセントです。外れた線を見た時に明らかに取れては行けないものが取れたと思いました。余談ですが、この光回線と光コンセントを圧着する工具はプロ仕様で数百万円するシロモノらしいです。。
まず一般人が接続する端子等がない時点でNTTを呼ぶしかなくなりました。
次の朝一にNTTに電話をしました。
光ファイバーケーブルも故障している可能性があったのですが、そこは東京。折角なので秋葉原で光ファイバーケーブルを購入してきました。お値段3500円。中々値が張るケーブルでした。
数日後にはインターネット回線が無事修復されました。作業自体は15分程度。工事自体は工賃込み7500円。総合的にかかった金額は10500円と大きな勉強代となってしまいました。。
その場での支払いではなく、後日通信費と上乗せとのことで今月の支払いが1万円超えとなっていますが私は元気です。
まとめますと、
光回線のケーブルは慎重に扱え。
コレに尽きます。
今までは光コンセントも床側に出ていましたが、これからロボット掃除機が掃除をすることも踏まえて天井側に出るように配置し、壁に光コンセントを配置し、光回線ケーブルはすべて壁に這わせるようにしました。
※もちろん、光コンセントの配置等はアパートの現状復帰に影響するので大家さんに相談して許可をもらっております。なお、NTT修理は現状復帰が基本だそうで、あまりに元の配置と変更すると場合によっては工事費が発生するようです。私の場合は壁にある
これは下向きの配置ですが、上に出るようにしただけですので追加料金等は発生しませんでしたが、そこら辺は工事担当の人と相談してください。多分他の場所から光コンセントが出るようにするなど配管を変更したりするようなレベルでは工事費が発生するのかな?と思います。
以上。長々と書きましたが、光コンセントを破壊された話は終わりです。
せっかくなので、光回線の接続方法などもある程度まとめてみました。いかがでしたでしょうか。少しでも役立てば幸いです。
では。
参考サイト様: ※順不同
更新日:2017/6/25 初版
2017/6/27 重複画像の削除、レイアウトの一部修正