Synology NAS DS216+Ⅱのメモリをアップグレードした
こんばんは。
NASをSynologyに買い替えました。
メモリーを交換したので手順を簡単に書いておきます。
Synology Disk station DS216+Ⅱです。
SynologyのDS216+Ⅱはメモリーがたった1GBです。ファイルを置いておくだけなら事足りますが、Note stationやFile stationなどパッケージソフトを動かすと1GBではカツカツです。また、CIFS経由でWindowsとフォルダ共有をしていたのですが、リード、ライト速度は3MB/sいけば良い方とメモリがネックになっているような速度でした。
これはもっと上位機種を買えばよかったかなと調べてみると、メモリーはスロットタイプで交換が可能。ただし保証はなくなってしまうというリスク付きでした。
ですが、快適さには変えられないということで、思い切ってメモリを交換することにしました。
購入したメモリはCFDのDDR3L-8GB です。Lというのは低電圧用と呼ばれるもので、購入したNASは低電圧メモリが必要でした。お値段約3700円。参考にした下記ブログと仕様が同じことをよく確認しポイントで購入しました。
交換方法は
海外の方が書いているブログを参考にしました。写真付きで丁寧に説明されているのでとても参考になりました。
では分解開始。
HDDを取り出すときはどちらに刺さっていたかを管理するのを忘れずに…
(2個しかないけど念のためです。)
外装カバーを開けるのに苦労しあれこれ試行錯誤しました。ブログでは以下のように書かれています。
See metal bar on top secured by 2 plastic clips? You will need to pull this bar slightly to "unlock it" and then push plastic cover slightly back. You should be able to pull it with just using your fingers. This is the only part in this guide where you need to apply little force but please be gentle. Take your time and be careful.
上の金属棒が2個のプラスチックの爪(クリップ)で固定されているのがみえますか?
この棒を引っ張り、”ロック解除”にしながらカバーを後ろにスライドする必要があります。引っ張るためにはちょうどあなたの指が良いでしょう。少し力が要りますが優しく丁寧に行ってください。これは簡単な説明だけなので、時間をかけて注意して行ってください。
という多分こんな感じの文になりました。(間違っていましたらすいません)
結果、 外装カバーを開けるときに金属棒を下に引っ張りながらランプやボタンがついていない側のカバーを手前に引っ張ってやるとパカン!と音がして開きました。爪を外すときやマイナスドライバーなどを使うよりも、片手て爪を引っ掛けている金属の棒を下に引っ張るとうまくいきます。
説明文では後ろと書かれていたのですが、自分の場合は手前の感触でした。ココらへんは各自丁寧に行ってください。(もしかしたら酷い和訳のせいかもです…)
ブログの手順通りにすすめると無事メモリが出てきました。「取り外すと保証なくなるシール」が貼っていますがメモリも買ってしまった手前引き返せません。
無事交換し組み立てて、コントロールパネル→情報センターからメモリー容量を確認するとしっかりと8GBに増えていました。
速度もリードライト50MB/sと快適になり、DSMというsynology NASのソフトウェアもキビキビ動きパッケージの起動も早くなりとても快適になりました。
環境によって速度は変動すると思いますが、自分の場合は改善したので良かったです。
Synology NAS DS216+Ⅱのメモリ換装の日本語記事があまりなかったので簡単にまとめてみました。
記事は以上です。
更新日:2016年10月18日