Onagoflyは失敗プロジェクトなのか
Indiegogoで出資していたOnagoflyが届いたので飛ばしてきました。
なお、室内で飛ばしたら自分の足に向かってきて足をケガしたので拾い空間で周囲の環境に注意しつつ、飛ばすべき。
この記事は文字ばかりで個人的な考えなので、注意。
Onagoflyユーザーの方はこちらもどうぞ。
Onagoflyとは？
クラウドファンディングサイト、Indiegogoで資金調達していた、スマホから操作できる小さなドローン。
まあつべこべ言わずに上記ページの紹介動画を見て欲しい。
この動画をみて、「すげぇ！こんな安定した動画撮れるの？？」「手に着陸できるのか！？」「「顔認識で、笑ったら写真が撮れるのか！」「衝突防止の機能付き！」これで299ドル（注文当初）だったらすごい！買おうって方もいるかもしれないがちょっと待って欲しい。
はっきり言って、こんな綺麗な映像とれないし、このドローンを買って飛ばして挙動をみたらとてもとても自分の手に着陸させよ！とは思わない。指か腕に当たって怪我をしそうだ。衝突防止はあるにはあるが、手で壁を作ってから反応が出るまでに1秒程度かかる。衝突は事故であって、ゆっくりと壁が現れるわけではないので普通の状態では間に合わない。このことは、youtubeに上がっている壁に激突した映像からも分かる。
では、結局のところ、このドローンは買ってはいけないのか？
その結論を書いていきたい。
綺麗な空撮映像を期待している人はこのドローンを買ってはいけない。
映像目的ならば絶対このドローンの映像をみたら絶対がっかりする。
出資した人のほとんどは、あの紹介動画を見て3万円台で10万円は軽くかかるPhantomシリーズのような綺麗な空撮が撮れると思い、購入した人が多かったと思う。あの映像ははっきり言って詐欺だ。だから「Fail Project（失敗）」とか言われてしまうんだ。
ラジコンに詳しい方ならあの小ささで安定した映像は撮れないとか分かるかもしれないが、何の知識もない人がみたら、すごい！と思うに決まっている。
スマホから操作できるドローンとかもっと別のプロモの仕方があったと思う。
個人的な感想は、スマホから操作できる簡単なラジコン、映像はおまけ程度なら買ってもいいと思う。「じゃあ、2万円出してこれ買うならそこら辺のお店で売っている5000円台のヘリコプターのラジコンを買えばいいじゃないか。」という方が居ると思う。しかし、GPSで追従機能、自動離陸、着陸機能はその価格帯にはないと思われるし、バッテリー残量がない時にも自動着陸してくれる。また、スマホから操作できるという近未来感は特筆すべきだと思う。
自分はドローンや空を飛ぶラジコンは初めて購入したが、やはり、機械が空を飛んでいるのはなかなか面白い。これを操作して空撮に興味が出ても良い、ラジコンとしても結構良いという入門機として良いのではないか結論だ。
